シンポジウム『人知のいとなみを歴史にしるす』@立教大学のお知らせ!

シンポジウムのお知らせです!

きたる7月6日、7日に立教大学・池袋キャンパス・太刀川記念館3F多目的ホールで、『人知のいとなみを歴史にしるす-中世・初期近代インテレクチュアル・ヒストリーの挑戦-』というものすごいイベントがひらかれます!現在の日本、いや世界の哲学史という学問をリードするヒロ・ヒライ氏(ナイメーヘン大学)と小澤実氏(立教大学)がオーガナイズしたインタレクチュアル・ヒストリー(精神史・思想史)の祭典です。新進気鋭の研究者の発表が盛りだくさんです。(ちなみに私も二日目に発表します!)

みなさんふるってご参加を!

イベントの内容は以下の通りです。



7月6日 (金)

15:00 

開会の挨拶

15:15-16:00 
赤江雄一(慶應義塾大学)
説教と学問的手続き 中世後期における説教者たちの葛藤

16:00-16:45 
小澤実(立教大学)
ゴート・ルネサンスとデンマーク・ルーン学の成立 オラウス・ウォルムス(1588-1655)の著作を中心に

コーヒーブレイク

17:15-18:00 
平野隆文(立教大学)
聖餐論(聖体拝領論)をめぐる表象の位相 文学と神学の交錯点(ラブレーからド・ベーズまで)

18:30-20:00 
レセプション(参加費1000円)

7月7日(土)

10:00-10:45 
坂本邦暢(日本学術振興会)
アリストテレスを救え 16世紀のスコラ学とスカリゲルの改革

10:45-11:30 
ヒロ・ヒライ(ナイメーヘン大学)
霊魂はどこから来るのか? 西欧ルネサンス期における医学論争

ランチタイム

13:30-14:15 
平岡隆二(熊本県立大学)
パライソの場所 キリシタン布教と宇宙論

14:15-15:00 
桑木野幸司(大阪大学)
記憶と方法 シェンケルの『記憶術の宝庫』(1610年)における叡智の家について

コーヒーブレイク

15:30-16:15 
加藤喜之(プリンストン神学大学・院)
スキャンダラスな神の概念 スピノザ哲学と17世紀ネーデルラントの神学者たち

16:15-17:00 
柴田和宏(東京大学・院)
フランシス・ベイコンと17世紀初頭の英国における生命観

17:00 
閉会の挨拶

18:00 
懇親会(参加費3000円程度)
ベトナム料理フォーベト(http://phoviet.jp/) 豊島区西池袋3−31−15ロイヤルビルⅡ4階
参加希望者は7月2日まで下記に連絡を


当日はブックフェアあり!


主催:立教大学文学部史学科 共催:立教大学史学会


連絡先:小澤実(m-ozawa@rikkyo.ac.jp)